理想はあくまで理想!事業計画の罠!?
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
【真柄珈琲】の真柄です。
今日もブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は事業計画のお話です。
事業計画の立て方はカフェスクールの授業にもあります。
詳しい立て方はここではお話しませんが、入ってくるお金「売上」と出ていくお金(「物件の家賃」「仕入れ」「水道光熱費」「人件費」など)がどれぐらいなのか?
なるべく現実に近い数字を想定して洗い出し、事業計画書(創業計画書)に落とし込む。
開店資金を融資する予定の方にとっては必須で、事業計画書をもとに「希望の満額で融資が下りる」「希望額よりも低いが融資が下りる」「融資が下りない」が決定されます。
(ちなみに真柄は希望額よりもさらに上乗せした金額で、即決で融資が下りました。)
そんな事業計画ですが、当然立てること自体が初めての方も多くいらっしゃいます。
何も恥じることはありません。
誰でも初めてはあるものです。
初めてだから分からないことだらけなので、まずは誰かに聞くわけです。
聞いて少しずつ落とし込んでいく。
ここで真柄がカフェスクールに通っているときに初めて立てた事業計画の内容を少しお見せします。(金額は伏せておきます)
・お店の広さは18坪
・席数は15席
・朝はモーニング、昼はランチ、夜はお酒を出してBar営業
・3回転想定
・定休日あり(週に1日)
・スタッフを2名雇う
文字だけでなので伝わりにくい部分もあるかと思いますが、当時「1人で回せるのは15席まで」とか「2回転(満席状態が2回続く)が理想」などとスクールで教えてもらったので、夜も営業するか3回転にしようとか。
スタッフも雇うし定休日もあるし、何よりも好きなこと出来るから最高じゃないか!!という、カフェ開業当初から理想をどんどん詰め込んで頭の中はお花畑状態になってたんですね。
もし今の真柄が当時の真柄に一言伝えるとしたら、
「おーまーえーはーアーホーかー」
これ、本当にやるとぶっ倒れます。
体が持たないし、スタッフを雇う体力もありません。
100%出来ないとは言いませんが、限りなく100%に近い確率であっという間に廃業します。
静に見て、「本当に自分自身がやりたいカフェに見合った事業計画なのか?」というところです。
理想でそのまま突っ走り(悪いとは言いません)、半年はおろか3か月も経たずに廃業した同じカフェスクールの同士をたくさん見てきました。
事業計画を立てる前に、自身のカフェのコンセプトは何か?
メニューはどうするのか?
席数やお店の広さは?
どんな設備が必要だろうか?
事業計画を立てる前の設計図ですね。
まずはこの部分をしっかり固めましょう。
この段階で分からないことは想像で考えてもOKです。(コンセプトは想像ダメですよ!)
お金の収支も気にしなくてよいです。
ある程度揃った設計図を基に、収支を当てはめてみて事業計画を立てていきましょう。
与えられた情報だけでの空想カフェの事業計画より、皆さんがやりたいお店の事業計画をしっかり考えた方が楽しいです。
愛着もあります。
スクールでは絶対に教えてくれないことも、計画を立ててる内に湧くように出てくるので、ご自身で活用出来るものは大いに利用してください。
そうすれば、初めてでも非常にリアルな事業計画を立てられます。
真柄珈琲でも事業計画を立てる前からの相談も「ハンドドリップ プロフェッショナル講座」の中で承ってます。
カフェスクールでは知りえない超現場目線のパートナー様も数多くいらっしゃるので、全員であなたの夢実現をサポートいたします。
理想はあくまで理想。
理想は形がありません。
形が無い罠に、自分がかからないように。
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