飲食業界未経験にカフェ開業は難しいのか？

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
真柄珈琲の真柄です。

今日もブログを見てくださり、誠にありがとうございます。

弊店の「ハンドドリップ　プロフェッショナル講座」には、カフェ開業を夢見る受講生様が集まっています。
その中で、飲食業界未経験の受講生様は8～9割にのぼります。
チャレンジ精神が素敵です！
嬉しい！！
大好き！！！

もちろん未経験からカフェを開業して、今では人気店になっているカフェもたくさんあるのですが、講座を受け始めた頃は皆さん揃って「未経験の自分でもカフェが出来るのだろうか？」と不安になります。


結論から言います。





未経験でもカフェは出来ます。
ただし、慣れるまで苦労する場面が多々あります。


ここでいう「苦労する場面」というのはいろんな要素を含めているのですが、今回は現場作業というところにスポットを当てます。

これはあくまで真柄の持論ですが、飲食店のお仕事は究極のマルチタスクと捉えてます。

※マルチタスクとは？
複数の作業を同時並行、もしくは短時間で切り替えながら同時進行する能力のこと。

千手観音みたい腕がニョキニョキしている人がいたらドン引き極まりないですが、いろんな作業を一緒にまとめて上手くこなしている人っていますよね？
それがマルチタスクです。

あなたはとある飲食店のスタッフとして働いています。
そこではお客様のオーダーを聞いたり料理を運ぶ「ホール担当」、オーダーされた料理を作る「キッチン担当」、お酒やソフトドリンクを準備する「ドリンク担当」、食べ終わった食器を洗う「洗い物担当」など、それぞれのスタッフがそれぞれの持ち場で仕事をしています。

これを、将来開業するカフェに置き換えてみましょう。
ほとんどの方は最初からスタッフを雇うことは少ないので、基本的にお一人でお店を運営します。
ということは「ホール担当」「キッチン担当」「ドリンク担当」「洗い物担当」、これらを全てご自身でやらなきゃいけないということです。

料理を作ることばかりに集中していたら、出来上がってもなかなか料理を運べません。
オーダーを聞いたりお会計の対応ばかりしていたら、洗い物がどんどん溜まります。
客席が片付けられなくなって、次のお客様をご案内出来ません。
だんだん負のスパイラルにはまり、結果お店の評判が落ちていきます。

「いや、そんなこと言われても・・・」と思ってしまうかもしれませんが、お客様は待った無しです。
お店を運営してお金をいただいている限り、お客様はこちらをプロとして見ています。

と、少々厳しい表現をしたかもしれませんが、まだカフェを開業する前にこういうことを知っておくと、いざ本番を迎えるまでの心構えがしやすくなります。
例えば日常生活で2つの作業を同時に進めてみるだったり、お仕事の中でも同時並行でこなしてみるという練習が出来ます。
マルチタスクの感覚は今ある環境の中で少しずつ慣れておくのが大切です。
是非取り組んでみてください。

ちなみに「ハンドドリップ　プロフェッショナル講座」の永久フルサポートの中には弊店の営業時間にスタッフとして入ることも出来ますので、そこでマルチタスクに慣れていただいてもOKです。

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