便利にはなったけど大切なモノとは?
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
【真柄珈琲】の真柄です。
今日もブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今から15年ぐらい前でしょうか。
当時25歳だった真柄はカフェスクールに通っている時期でした。
その頃のハンドドリップは、お湯3湯だったり注ぎ方に気を遣ったりと、いろんな技術や知識をフルに使って淹れていました。(今もそうですが)
そして、現在に至るまでの15年もの間にクレバードリッパーが現れ、1湯で淹れ終わる(昔からあるメリタは除く)ドリッパーも数種類現れ、お湯の注ぎ方を勝手に調整してくれる器具も現れ・・・
と、誰でも簡単にハンドドリップで淹れられる環境になりました。
同じようにエスプレッソでも絶妙な力加減と繊細な感覚で行うタンピングをしていたのが、針金数本でぐーるぐるだったり、タンピングにしては中途半端な高さで重みのある器具で軽~く。
随分エスプレッソも簡単になったものだと感じました。
逆に、
別にプロがやらなくても良くない?
とも感じました。
コーヒーの淹れ方において、ある程度のベースはあるかと思います。
しかしそれだけではまだまだ弱い。
なぜなら誰にでも淹れられるレベル止まり。
つまり「わざわざこのお店に行かなくても、同じようなコーヒーは他でも飲める」ということ。
より簡単に淹れられる器具の登場は、素人の方が淹れてもプロっぽい仕上がりになります。
ですが本当のプロというのは言葉では伝えることが難しい感覚が鋭いです。
常に同じ環境でコーヒーを淹れているわけではありません。
その日その時その瞬間の違いを瞬時に見極め、微妙な違いを感覚で捉えて100%、否120%のクオリティを出す。
テキストやマニュアルを理解しただけでは、この領域に達することは出来ません。
最初の理解はテキストやマニュアルでOKです。
その後、どん欲にコーヒーを淹れまくってください。
淹れまくっている内に、少しずつ感覚が磨かれていきます。
その感覚を大切にしてください。
「プロフェッショナル講座」卒業生の中には、引き続き当店で経験を積んでいる方がいらっしゃいます。
経験を積みながら、「ようやく真柄さんのコーヒーの片鱗が見えてきた!」と仰ってます。
感覚が磨かれてきた証です。
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真柄珈琲(まがらこーひー)
〒532-0003
大阪市淀川区東三国1-33-5
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Tel / 090-5097-4803
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